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年末にあえて絆の本質を考える

今年は東日本大震災があった関係で流行語に絆が選ばれたが,絆を考える上で本質が見逃されているような気がしている.想定しているのは,「これまであったよい人間関係を維持していこう」はよく語られるけど,それ以外の人間関係はどうでもいいというか,どうでもいい人間関係は本当にどうでもいい雰囲気があるような気がしている.

震災の影響で地域コミュニティが壊れそうだという話はニュースでたまにやっているが,はじめからコミュニティから漏れていると震災とは関係なしにずっと漏れたままになっているような気がしている.人間関係を考える上で大事そうだなと思うのは,誰かの頭の中で自分の名前が上がるかどうかにかかっているような気がする.顔を出すのはもちろんのこと,ネットでも何でもいいから連絡手段があってすぐに連絡を取ろうと思えば取れる人数がどれだけいるかという勘定ができるか,それにかかっているような気がする.ワシの場合はなんとなくほんの数人だろうけど,どれだけ思い出してくれる人がいるかに関わらず,そういう人っているかどうかを考えたほうがいいのだろう.

今年はなんだかんだでいろいろとひどい年だったと思うけど,来年はもっと名前が上がるようにしていきたいものである.

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